小春日和
2015年10月08日 02時31分31秒

少し前のお話になりますが、

4月から8月まで沖縄高専でフルーツランドを題材にした授業が行われました。

あっという間に1学期が終了しました。

さて、授業の内容ですが、

フルーツランドの問題点を3つに集約し、

異なる専門分野の生徒達が3班に分かれて

それぞれの解決策を作り出していきます。

予算や時間、他の授業などがある中、一生懸命取り組んでおりました。

最終日は、それぞれの班がプレゼンを行い、

使い方や特徴や弱点などを説明していきます。

自分達が得意とする分野や技術力をいかにして解決の手段とするか

努力とアイデアがたくさん詰まっていました。

実は、その中に嬉しくなることがありました。

最後のプレゼンが終わった後、

生徒達が作った機械の中を詳しく見ていたのですが、

注意しなければ見えないような部分に、

キザギザのテープのようなものが貼っておりました。

これは何と聞くと、

実験中ある部分が滑りやすくてうまくいかない部分があったようです。

摩擦を発生させる為にいろいろ考えた結果、

とてもシンプルな素材に答えがありクリアーしたようです。

この話を聞いて、とても嬉しく思いました。

生徒達が取り組んだ問題に対する姿勢、悩み方、工夫への取り組みが、

私達がトロピカル王国物語で体験した事と一緒だったのです。

構想を具体化していくと大きな問題がたくさん出てきます。

その大きな問題に対し、

答えの糸口は、意外なほど小さくて詳細な部分だったりします。

そこに行くつく為には、工夫とアイデアが必要です。

同じ経験をしていたのでとても嬉しくなりました。

その他にも、生徒さんが取り組んでいただいた課題は、

とても素晴らしいものでした。

説明を楽しく聞いてもらえるシステムは、

そのままデーターの積み重ねで利用可能までに出来上がっていました。

フルーツジュースも注文から自動製造機まで、

私達の事業の構想を超えるほどのレベルでした。

授業は終わりましたが、

私達も生徒さん達に負けないよう努力を重ね、

素晴らしい独自なものを生み出していきたいと思います。

OKINAWAフルーツらんど
http://www.okinawa-fruitsland.com/