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リエッタ中山インフォメーション
2021年09月16日 05時56分37秒


note/安里博樹より
https://note.com/hiroki_asato/n/nee55f52f646f

前回までのまとめ

観光はバスによる団体旅行からレンタカーの個人旅行へと推移。

レンタカー観光の増加により、沖縄中南部から北部地域への渋滞が発生。

渋滞による時間のロス・北部地域の滞在時間が減少。

問題の根幹は、北部に宿泊施設が少ないこと。

ホテル計画がスタート
時代と共に変化し続ける観光形態、
団体旅行から個人旅行への変化に対応する為、
2016年2月、ホテル計画がスタートしました。
早速、お客様がホテルへ求めるポイントを調査したところ、
2つの結果にまとまりました。
一つ目、
家族旅行なのに、お部屋が別々になってしまうこと。
→ ホテルの部屋タイプは、シングル・ツインがメインであること。

2つ目、
一人頭の料金体系のため、人数が増えれば増えるほど高くなってしまうこと。
お客様の意見は、下記のような意見がございました。
「沖縄観光は高い。海外に行ったほうがよい!」
「北部観光は贅沢!」
早速、多くのホテルタイプの中から「コンドミニアム型」の提案が出てきました。
コンドミニアムについては、数年前から徐々に増えてきており、
中北部地域にも点在し始めておりました。
見学してみると、家族やプループでゆったりと過ごしており、
海外では以前より存在している事もわかりました。
そちらでも、お客様にヒヤリングしてみると、
「フロントやロビーがないので、子供達に何かあったら心配です」
子供の怪我や突発的な発熱など、緊急時対応に不安があったのです。
たくさんの意見や資料を集め、方向性を検討した結果、
ホテルとコンドミニアムの中間に位置し、それぞれの利便性を備えた「コンドミニアム型ホテル」という新しいタイプへの挑戦を決意しました。
特徴は、大きく2つ
一つ目、「一部屋の定員は、最大10名」
国内をはじめ、インバウンドなど観光の裾野は大きく広がりました。
国内旅行の当たり前は、そうではなくなります。
宿泊施設も多種多様なスタイルへと変化していく為には、ターゲットを絞る戦略から幅広く対応できるスタイルへの変化が必要となりました。
つまり、1名から10名まで幅広く対応できるお部屋です。
ちなみに、海外からのお客様のワングループにおける人数は、
国内を大きく上回ります。
沖縄フルーツランドへの来客を調査しても、
10名でワングループ、レンタカー2台で移動している家族など日常的に見かけました。
海外はもとより国内の方々も、(今までの分類方法だと)個人旅行に分類されるのですが、実際は小団体に近いケースが見られました。
2つ目、料金体系は「一部屋単価」
沖縄の旅行費用が高いというお声に対しては、
「一部屋単価」にて対応する事としました。
「人数が増えれば増えるほど一名単価は安くなる」というメリットが生まれます。
「家族やグループで一緒の空間で過ごし、安くなるスタイルがあれば、国内でも主流になるのでは?」と仮定してみると、すんなりイメージできます。
たくさんの問題を「素材」とし独自性を生み出し、勝負を避け、
絞るターゲットではなく、広く捉えるターゲットに変え、
マーケットに当てはまるのではなく、創り出し、
地域をはじめとした弱点をできるだけクリアーし、真似されにくいもの
最大限解決する手段を持ったホテルのイメージはどんどん形づいてきました。
続く
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